最終更新日:2021年3月13日
1815年のウィーン会議にて満場一致でグランプリに輝いたことから、「チーズの王様」と称されます。チーズでできたお菓子とも言われ、直径36〜37cmと白カビタイプとしては破格の大きさです。
熟れたミルク、そしてきのこを思わせるような香りがあります。中身はやわらかく、熟成するとクリーム状になり、なめらかにとろけます。
8世紀にはシャルルマーニュ1世が「世はまさに極上の1品を発見した」と賞賛し、また18世紀には革命派から逃亡していたルイ16世がこのチーズを手に入れたいがためにヴァレンヌ(Varennes)の町で馬車を止めたなど、数々の逸話が残っています。