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モッツァレラ・ディ・ブーファラ・カンパーナ

Mozzarella di Bufala Campana

モッツァレラ・ディ・ブーファラ・カンパーナ

最終更新日:2021年3月13日

現在モッツァレラは牛乳製のものが主流ですが、こちらは本来の原料である水牛乳を使用しています。熱で溶かしたカード(凝乳)を丸くちぎり、それを冷水につけて造ります。引きちぎることを意味するモッツァーレ(Mozzare)という言葉が、モッツァレラの語源です。

マイルドで甘みがあり、また牛乳製よりも脂肪分が高いのが特徴です。通常、直径は3〜12cm程度で、塩水入りの袋やカップに入って販売されています。

13世紀ごろ十字軍によって中東から南イタリアにもたらされた水牛が、この地域のチーズづくりに使われました。水牛乳は牛乳などとは性質が異なり、通常の方法ではうまくチーズができなかったことから、このようなチーズが生み出されたと言われています。

<参考文献>