最終更新日:2021年3月13日
ラコーヌ(Lacaune)種の羊の無殺菌乳を使用し、コンボルー(Combalou)山の洞窟のなかで熟成されたブルーチーズです。この洞窟独自の青カビ、ペニシリウム・ロックフォルティ(Penicillium roqueforti)によって熟成がなされます。
塩味が強めのチーズですが、同時に羊乳由来の香りやコク、甘みもあわせ持っています。熟成3〜4ヶ月ごろのものが食べごろで、1年を通して楽しめます。
1411年には当時の国王シャルル6世が、ロックフォール・シュル・スールゾン(Roquefort-sur-Soulzon)の村民にチーズ熟成の特許状を与えたとされています。1925年、フランスのチーズとして初めてA.O.(Appellation d’Origine)の認証を取得しました。